2006年06月18日

「初めての台湾茶藝」講座

 当店では、「初めての台湾茶藝」と言う
台湾茶藝に親しんでもらう中国茶の講座を開講しています。

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台湾茶藝とは、一言で説明するとしたら
「台湾の茶道芸術=中国茶の茶道」
と理解してもらうのが一番わかりやすいでしょうか。

ですが、
茶藝=本格的な中国茶器を使って中国茶を淹れること
だけではありません。

台湾茶藝は、
1070〜80年代の台湾には世界に誇れる芸術文化がないと
嘆いていた知識文化人や芸術家らが台湾茶に注目し、
日本茶道の良い点を取り入れながら様式化していったと言われています。

日本の茶道にたくさんの流派があるように、台湾の茶道家も少なくありません。
台湾の茶道家には、お茶や茶器にこだわりを持つ方々と
私が指導を受けた台湾の天仁茶藝文化基金会の故林易山先生のように、
茶道による芸術文化を提唱なさる方がいらっしゃいます。
*天仁茶藝文化基金会とは、台湾最大の茶葉メーカー天仁茗茶の一組織で非営利団体。
講座を開き、販売をする陸羽茶藝中心は天仁茗茶の非営利団体です。

林易山先生は、中国文学や精神文化、宗教文化などを学んだ方で、
易経など様々な中国書物の文や陰陽五行をベースに、
日本茶のように掛軸や茶花を設え、
和敬同愛という精神をもって、お客さまをおもてなしする茶席を
幾つも考案されています。

特に林先生は、茶人は自然との調和、自然の摂理を感じることを大切に考え、
その精神を四序茶会と言う茶席で表現しています。

四序茶会は、4人の茶人の淹れる四季をイメージしたお茶と、
4つの茶人のテーブルと中央の土用のテーブルに生けた生け花とお香の香りで、
生き生きとした自然を表現し、
これらを融合することによって大自然そのものを表現しよう
と考えられた茶席です。
20人のゲストは四序茶会に参加することで、
天地の摂理を敬い、自然を愛する気持ちを培い、
人と自然が共にあると感じることができます。

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四序茶会は、店主が主宰する清門/月(チンシエン)茶会という会のメンバーと
日本で何度か披露しています。

*オールアバウトの中国茶ガイドの平田さんによる紹介記事

「はじめての台湾茶藝」講座では、
中国茶に関する全般的な知識から中国茶の淹れ方を学んで頂き、
最後の授業で、この四序茶会をアレンジしたミニ茶会を
みなさんで体験して楽しんで頂いています。

ブログ紹介1.jpg ブログ紹介2.jpg

現在、この講座の第9期生(7月9日開講予定)を募集中です。
ご関心がある方は、こちらをご覧の上お申し込みください。




中国茶評論家の工藤先生のコラムをご参照下さい。
posted by オリエンタル at 14:47| 講座・イベント